きめ つの や い ば pixiv。 #31 恋人はSSR

#31 恋人はSSR

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チュートリアルで興味をひかれ、気が向いたときにアプリを起動し何となくプレイしていた。 おかげで間違えてスキルを発動してしまった。 「その……今回は義勇さんに頼らずともSSRを引こうと……」 「しかし結果は芳しくなかったと」 「はい……」 しゅん、と炭治郎は項垂れた。 こうなることが分かっていたから、今まで胸に秘めていたというのに。 ところが友人から始めるだけでいいからと何やらキャンペーンの為にアプリをインストールさせられたことがきっかけで。 義勇は深い深いため息を吐いて顔を覆いながらソファに寄りかかった。 「……さっき、変な顔をしていたのは何だったんだ?」 「変な顔」 今日は義勇の方がゲームの話題を続けるとは珍しい。

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その新キャラが非常に似ていたのだ、炭治郎の恋人に。 そのとき開催されていたガチャには炭治郎の推している例のキャラの友人が新しく追加されてピックアップ中であり、なんとなく頼んでみたのだ。 炭治郎と恋人がそんなに想い合ってるなんてこと出来れば聞きたくなかった。 ドロップした報酬もそこそこ良かった。 「……優しくしてくれるなら、ゲームが終わったあとに……ね?」 再び長々と息を吐き出した義勇がこちらに向けた眼差しは綻んだものだったので炭治郎はほっとしたのだ。 それに少し思うところがある出来事があったあとなので、今回は彼を頼るまいとこっそり誓っていた。 義勇はビールをちまちまと消費しながら炭治郎にかける言葉を探しているようだった。

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「……どうして俺を頼らなかった?」 「そ、それは、」 義勇からの疑問に炭治郎は口ごもる。 炭治郎の推しキャラにはまだ同僚キャラがいた。 炭治郎は震える手でキャラ紹介ページを開いた。 なんせ甘すぎるのだ。 まさか優しく丁寧にじっくりとされることがあんなにもつらいとは知らずに。 みるみるうちにのめり込んでいくのは早かった。 言ってもいいのだろうか。

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三回それがある頃には最初から頼み始めた。 pixivFACTORYで のいずれかを選ぶ。 義勇がいるときは義勇を優先することで落ち着いたのだが、あるときふと彼にガチャを引いてもらおうと思いついた。 その為課金して手っ取り早くアイテムを買いガチャを引くという方法を取らざるを得ない。 「義勇さんは働いてるのに休みの日は家事手伝ってくれるし、俺の推しに妬いてる義勇さんは可愛かったです!」 「炭治郎……」 ドライヤーと櫛を放り出して、炭治郎はソファから滑り落ちると義勇に思いきり抱きついた。 だから炭治郎は素直に恋人の運が良くて引けていることを話した。 このソーシャルゲームだって、周囲が夢中になっているという話は聞けど己が手を出すことはないと思っていた。

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少し日本語がおかしいかと思うがそう表現するほかない。 「あーーーっっ!!」 突然耳元で大声を出された義勇はびくりと肩を震わせた。 「……しかし、仕事もできて家事も手伝ってくれて気遣いもしてくれて、あとはなんだったか? お前の恋人完璧すぎない?」 「そうだけど?」 「清々しいドヤ顔しやがって……炭治郎はアレだよな、恋人でSSR引いてるようなもんだよな」 「SSR……」 「うん」 ピタリと固まった炭治郎。 炭治郎は多少不安を覚えつつも尋ねられたのであればと答える。 このガチャというのがよく出来ていて、無料でも手に入るアイテムでも引けるのだが、集められるアイテムは限られているうえに高レアキャラはそう簡単に手に入るものではない。 彼は複雑そうな表情をしていたものの、恋人に引っ付かれて悪い気はしなかったのか。 絶対に欲しい。

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詳細ページにあるキャンペーン用シェアボタンを押してTwitterにシェアすれば応募完了です。 けれどゲームのキャラに嫉妬する義勇に胸をときめかせてしまったことも事実。 過去の自分へ賞賛を送りたい。 グッズのデザインシミュレーションを確認して保存。 「……おまえは、ほんとうに、おれをふりまわすのがうまいな……」 その声はひどく疲れた色を滲ませていて、炭治郎は少しだけ罪悪感を抱いた。 つくったキャラを使ってAR撮影をしたり、バーチャル空間内に友達と集まって撮影を楽しむことができます。 だから今回はと思っていたのだが。

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ケアは面倒だと跳ね除けるくせに、触り心地のいいふわふわとした感触を保ち続けるのがいつも謎だった。 しかし。 。 するとこの友人は律儀にその後の恋人との会話を報告してきたものだから堪らない。 傷付いた心は義勇に癒してもらった。 やはりネット上の声は正しかったのだ。

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どうやらメインストーリーの次の章で登場するらしく、まだまだ謎の多い人物だった。 炭治郎が難しい顔をしていたから声をかけてくれたのだろう。 しかしそこで固まられると困る。 Tシャツにしたいイラストをアップロードする。 だから炭治郎はガチャには殆ど見向きもしていなかった。 例え今までの自身の言動の末路だとしても、みっともなく縋りついてしまいそうだった。 言ったらどうなるかはおおよそ予想がついてしまうので。

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